2023年11月26日聖日礼拝

動画(36分09秒)

聖書 使徒の働き8章26節〜40節
説教 「荒野での救い」
説教者 タン・ショーン師


今月の聖句

詩篇126篇5節〜6節

涙とともに種を蒔く者は喜び叫びながら刈り取る。種入れを抱え泣きながら出て行く者は束を抱え喜び 叫びながら帰って来る。


今週の聖句

ローマ人への手紙10章14節

しかし、信じたことのない方を、どのようにして呼び求めるのでしょうか。聞いたことのない方を、どのようにして信じるのでしょうか。宣べ伝える人がいなければ、どのようにして聞くのでしょうか。


今週の詩篇の黙想

詩篇150篇

  1. 詩篇の最後、詩篇150篇の黙想です。「神をほめたたえよ」が11回、「ハレルヤ」が2回、13回神をほめたたえる詩篇は締めくくられています。「角笛を吹き鳴らして、神をほめたたえよ。」(3節)角笛は動物の角に穴があけられて、空気が共鳴して音が響きます。角そのままでは音は出ません。角に穴をあけ空気を送るといい音が出ます。生まれながらの人間は神様をほめたたえることはできません。心を開き、心に穴をあけて、イエス様を受け入れて、聖霊の風が心に流れるようになる時、罪赦されて神様をほめたたえることが出来ます。生まれながらの人間は、自分を自慢し、自分をほめたたえます。神様をほめたたえるためには、心が砕かれ心に穴があけられて聖霊が流れてくださることが大切であります。

  2. 「琴と竪琴に合わせて神をほめたたえよ。」(3節)十弦の琴と竪琴が出てきます。竪琴、十弦の琴の糸は、動物の皮、内臓を長く切り取って乾燥させて作られ、引っ張られて琴のいい音が出るようになります。私たちも神様を賛美するために、邪魔なものを切り落とされて、皮から脂肪や肉が削られて、竪琴の弦になって、麗しく神様の賛美が出来ます。

  3. 「音の高いシンバルで神をほめたたえよ。」(5節)シンバルは、銅、青銅を高温に加熱して、たたき伸ばして、美しい響きになります。私たちも試練の中でたたかれることがあります。ヨブのように試練の中で苦しんだ人物がいます。試練の中で高慢な思い、自分の力を誇る心がたたかれ砕かれて、神様をほめたたえる者と造り上げられます。銅がたたかれてシンバルの形になって行くように、このように試練が謙遜さ、柔和さを育てて、高められて行きます。「シンバルを奏でて神様をほめたたえよ。」打たれることも主に癒やされた者は感謝に変えられて行きます。

  4. 「息のある者はみな、主をほめたたえよ。」(6節)息、聖霊の息を持っているものは皆神様をほめたたえます。神様を知らないと賛美はできません。自分や人をほめるようになります。空気が通るといい音が出るように、聖霊の宮とされた私たちは主の器、賛美の器です。このからだに神様のいのちの息吹き、聖霊が入ってくださると、聖霊の実を結び、暖かいことば、愛のことば、親切なことばを口から出すことが出来ます。聖霊の息をいただいて主をほめ、神の栄光をあらわして行きましょう。シャローム。

2023年11月19日聖日礼拝

動画(44分49秒)

聖書 マタイの福音書19章16節〜26節
説教 「全能の神を信ず」
説教者 高橋博師


動画(6分38秒)

ギゼラ・ガウブ師証し


今月の聖句

詩篇126篇5節〜6節

涙とともに種を蒔く者は喜び叫びながら刈り取る。種入れを抱え泣きながら出て行く者は束を抱え喜び 叫びながら帰って来る。


今週の聖句

マタイの福音書19章26節

イエスは彼らをじっと見つめて言われた。「それは人にはできないことですが、神にはどんなことでもできます。」


今週の詩篇の黙想

詩篇149篇

詩篇149篇からの黙想。詩篇も終わりに近づいてきました。「ハレルヤ。新しい歌を主に歌え。敬虔な者たちの集まりで、主への賛美を。」(1節)ハレルヤで始まっている詩篇です。「敬虔な者たちの集まり」という表現が5節「敬虔な者たちは栄光の中で喜び躍れ。」9節「これは、すべての敬虔な者すべての誉れである。」と繰り返され発展しています。この詩篇も踊りが出てきます。「踊りをもって、主の御名をほめたたえよ。タンバリンと立琴にあわせて、主にほめ歌を歌え。」(3節)「敬虔な者たちは栄光の中で喜び躍れ。」(5節)まさに踊る詩篇です。日本のキリスト教は明治の初め内村鑑三や新島襄など士族階級の人々が信仰を受け入れました。そのため日本のキリスト教は福音を知的に理解するインテリ的なキリスト教になり、その空気は今日まで続いています。イスラエルの人々は主の恵みを集まっては歌い、歌いだけではなく輪になって踊ってからだ全体で神様を賛美しました。阿波踊りや安来節、江州音頭の様にイスラエルでは庶民、一般大衆が喜びの踊りを持って主を体で賛美しています。聖書のみ、信仰義認という大切な信仰の基本はしっかりと保持しながらも救いの喜びを表現する方法を展開する事も大切でしょう。子供たちの人気の「パブリカ」は振り付けも楽しいダンスでハレルヤが繰り返されている楽しい歌です。「敬虔な者たちは栄光の中で喜び躍れ。自らの床の上で高らかに歌え」(5節)昼間、労働に勤しむときも、夜、静かに床に就く時も床の意上で高らかに歌えと勧められています。元気な時だけでなく、若い時だけでなく、床に就かなければならない病の時も,死の床にあっても主のいつくしみを高らかに歌うことが勧められています。「彼らの口には、神への称賛、彼らの手には、もろ刃の剣があるように。それは国々に復讐し、国民を懲らすため、また、鎖で彼らの王たちを、鉄のかせで彼らの貴族たちを縛るため。」(6~8節)「もろ刃の剣」は神様のことばであります。(へブル4;12)鋭い神のことばの前に王も貴族も伏し、悔い改めるように。今日も主を体先負で、生活のすべての領域で主を賛美して歩みましょう。