3月28日聖日礼拝

礼拝説教(18分12秒)

聖書 マルコの福音書11章1節〜11節
説教 「平和をもたらす王 キリスト」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。(ルカの福音書22章32節)


今週の聖句

ですから、信仰によって義と認められた私たちは、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。(ローマ人への手紙5章1節)


祈り(7分35秒)

今週の祈りのガイド

詩篇12篇

  1. 1節から4節を読みましょう。1節2節、3節4節がペアになっています。「主よ、お救いください」と叫びで始まっています。1節3節は聖徒の祈り、叫びです。3節も「ことごとく断ち切ってくださいますように」と祈っています。2節はへつらいの唇と二心、4節はこの舌で勝つことができると悪しき者の豪語が書かれています。誠実な人が消え、悪しき者が高ぶり豪語する世にあっても敬虔、誠実に生かして下さいと祈りましょう。

  2. 5節を読みましょう。主は「今、わたしは立ち上がる。わたしは彼をその求める救いに入れよう」と約束をしてくださいます。悪のるつぼ、悪のまん延している中にあっても、聖徒の叫びを聞いて主は立ち上がってくださいます。私たちは無力であっても、求める時に私たちを救いに、解決に、平安に入れてくださいます。いかなる時にも主を信頼して求めましょう。

  3. 6節を読みましょう。「主のみことばは混じりけのないことば。土の炉で七回もためされて、純化された銀。」と主のみ言葉の確かさが書かれています。むなしい言葉、へつらいのことばと対照的です。へつらいのことばの横行する中で、主の約束のみことばは真実です。炉で7回精錬されている、純粋で耐久性のある確かな約束のみ言葉です。この信頼のできる主のことばを口ずさみ告白して歩みましょう。

3月21日聖日礼拝

礼拝説教(17分41秒)

聖書 ローマ人への手紙3章27節〜31節
説教 「唯一の神を信ず」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。(ルカの福音書22章32節)


今週の聖句

地の果てのすべての者よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。わたしが神だ。ほかにはいない。(イザヤ45章22節)


祈り(8分27秒)

今週の祈りのガイド

詩篇11篇

  1. 「主に私は身を避ける。」という信仰の告白で11篇は歌いだされています。主に身を避ける信仰は詩篇46篇「神は、われらの避け所、また力。苦しむ時、そこにある強き助け。」と歌っています。神に身を避ける信仰を宗教改革者マルチンルターは「神はわがやぐら、わが強き盾 苦しむ時の 近き助けぞ」と歌っています。ダビデ、ルターと一緒に「私は主に身を避けます,主は私の避け所」と信仰の告白をいたしましょう。

  2. 3節で「拠り所がこわされたら正しい者に何ができようか。」と告白しています。ダビデは当時の国王サウルに命を狙われています。自分の国の中に安住の所、拠り所がありません。敵地のペリシテの野でダビデは洞窟に隠れています。そこも安住の地ではありません。ダビデのこの世のすべての拠り所、居場所がなくなっています。私たちも主に身をゆだね、主こそ本当の避け所、拠り所、居場所と主に身を委ねる信仰の告白をしましょう。

  3. 4節を読みましょう。「主は その聖なる宮におられる。主は、その王座が天にある」と告白しています。祈りの中で主の臨在が鮮やかになってきましたこの地上に拠り所がなくなったり、居場所がなくなる、何らかのことで四面楚歌のようになっても、目を天に向け、天の王座でとりなしていてくださる主を仰いで安らぎをいただきましょう。

  4. 5~7節を読みましょう。天の王座におられる主は悪者を調べ、悪者どもの上に網を下され、さばきをされます。心のすぐな人々が主の御顔を仰ぎ見るように、苦難、困難の中にありましても主の御顔を仰ぎましょう。

3月14日聖日礼拝

礼拝説教(15分30秒)

聖書 ルカの福音書18章9節〜14節
説教 「義と認められて家に帰った人」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。(ルカの福音書22章32節)


今週の聖句

信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。(ヘブル人への手紙12章2節)


祈り(9分54秒)

今週の祈りのガイド

詩篇10篇

  1. 詩篇10篇は「【主】よ。なぜ、あなたは遠く離れてお立ちなのですか。苦しみのときに、なぜ、身を隠されるのですか。」という問いかけから始まっています。この問いかけは悪しき者が高ぶり、欲望、貪欲、高慢を極め、神はないと豪語して、隠れたところで咎なきものを殺しています。詩篇記者はこの苦悩の中で主に叫んでいます。悪が栄えているところにおいても「主よなぜですか」と神様に問いかける祈りから始めましょう。

  2. 12~13節を読みましょう。「【主】よ。立ち上がってください。神よ。御手を上げてください。どうか、貧しい者を、忘れないでください。」と祈っています。立ち上がってくださいと祈りつつ、この詩篇記者も信仰に立って主を見上げて祈っています。私たちも問題に囲まれる時、手を主に向け、信仰に立って、立ち上がって祈りましょう。

  3. 14~15節を読みましょう。私たちが主を見上げる時、主が私たちを見つめていてくださることが分かります。神様は私たちの味わっている労苦、苦痛をじっと見つめていてくださることが分かります。私たちは孤独ではありません。不幸な人もみなしごも主を見上げ、主に身をゆだねる時、私たちを助けてくださいます。下を見ないで、自分を見ないで、人を見ないで、主を見上げましょう。

  4. 16~18節を読みましょう。「【主】は世々限りなく王である。」と素晴らしい信仰を高らかに告白しています。貧しい者の願いを聞き、みなしご、虐げられている者をかばい、おびえることのないように守ってくださいます。1節の苦悩の中の告白から、16~18節は勝利の信仰の告白に高められています。詩篇記者と一緒に「主は世々にわたって永遠の王」と力いっぱい心から告白しましょう。

3月7日聖日礼拝

礼拝説教(16分35秒)

聖書 ローマ人への手紙3章23節〜26節
説教 「贖いによる神の義」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。(ルカの福音書22章32節)


今週の聖句

人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。(マルコの福音書10章45節)


祈り(10分11秒)

今週の祈りのガイド

詩篇9篇

  1. 詩篇9篇と10篇はもともとは一つの詩篇で、ヘブル語のアルファベットが各節の頭に順に並んでいるいろは歌であります。ここでは「わたし」と、神様である「あなた」と敵の三者が出てきています。私たちは敵の前で弱い人間ではありますが、神様は義の審判者として王座についておられる強いお方です。詩篇8篇では大自然の中の偉大なる神様をほめたたえましたが、9篇では歴史の中で王座について悪しき人間の世界を義をもって裁かれる偉大な神様が示されています。義なる主を見あげ、あがめて祈りましょう。

  2. 1~4節を読みましょう。敵という言葉が出てきます。ダビデは生涯で様々な敵と戦っています。少年時代、羊を飼っている時には熊やライオンと戦いました。大男のゴリアテとも愛用の石なげ機の石で倒しました。サウル王のねたみ心との戦いも長く続きました。息子アブシャロムとも戦わなければなりません。動物や人だけでなく、自分の心の中の罪とも戦わなければなりませでした。ダビデの正しい訴えを主は聞いてくださっています。敵と戦う時、問題に囲まれる時、人ではなく主に訴えましょう。主に祈り叫びましょう。

  3. 5~8節を読みましょう。ここでは神様である「あなた」や主が連続で出てきます。神様とその力ある業を見上げています。自分の弱さや問題を見ていません。私たちも自分の罪の傷や弱さ、小ささを見ないで、また地上の人間や敵対者を見ないで、悪しきものを滅ぼす主、敵を根こそぎにされる主、公正をもってもろもろの国民を裁かれる主を見上げ、主のさばきに委ねて行きましょう。

  4. 9~12節を読みましょう。主は、虐げられている者、苦しむ者、貧しいものを砦のように守ってくださいます。主により頼みましょう。主は私たちをお見捨てになりません。貧しい者の叫びをお忘れになりません。主にほめ歌を歌い賛美し、主のみわざを国々の民に告げ知らせましょう。