5月30日聖日礼拝

礼拝説教(34分51秒)

聖書 創世記12章1節〜9節
説教 「あなたの名は祝福」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

詩篇51篇17節

神へのいけにえは砕かれた霊。打たれ砕かれた心。神よあなたはそれを蔑まれません。


今週の聖句

ヘブル人への手紙11章8節

信仰によって、アブラハムは、相続財産として受け取るべき地に出て行けとの召しを受けたとき、これに従い、どこに行くのかを知らないで、出て行きました。


今週の祈りのガイド

詩篇21篇1節〜13節

  1. この詩篇は前の20篇と同じく王のための詩篇、主よ王をお守りくださいという詩篇です。ペテロ第一2章9節には「あなた方は選ばれた種族、王である祭司、聖なる国民、神のものとされた民です。」と書かれています。万人祭司と言いますが、私たちは王でもあります。王は治める統治の責任と権限が神様から賦与されています。私たちも時間や体、所有物、様々な関係をよく管理するように、小さな王様として良く治めるよう神様から託されています。詩篇21篇「あなた」は神様を指しています。「王」王を指している「彼」を「わたし」と置き換えて読み味わいましょう。

  2. 1~2節は私たちは神様の御力、御救いを喜び、楽しみ賛美をするので、神様は私たちの望みをかなえ、願いを聞いてくださいます。また神様は私たちの望みをかなえ、祈りを聞いてくださいますので私たちはますます主を喜び楽しみます。私たちが主を賛美するから主は私たちを祝福して下さり、主が私たちを祝福してくださるから私たちは主を賛美します。賛美と祝福の美しい交流、循環です。この恵みの交流を喜びましょう。

  3. 3~4節はこの交流の実態が歌われています。神様は幸いに至る祝福をもって迎え、頭に冠を置かれます。私たちはいのちを、神様との交わりを求めると、神様はいつまでもとこしえまでお与えくださいます。5~6節でさらに神様の大きな豊かな恵みによって私たちの上に神様の栄光、威光、威厳が満ち溢れ、御前で喜び楽しむ良い循環が拡大していきます。

  4. 7~12節には敵が登場します。堕落した罪の世界にはサタン、悪魔が働きます。7節ではサタンが走り回っても主の恵みによって動揺しないと告白しています。8節で主の御手が右の手に発展し、敵が憎む者と書かれています。9節ではさらに発展して敵を燃える炉のように、飲みつくされ、火に食い尽くされ、10節ではサタンの裔が滅ぼされる約束が書かれています。

  5. 5 私たちは神様に委ねられて小さな王として管理しています。主をあがめ、栄光を主にお返しし、主から管理を任されている世界、領域であることを徹底的に覚えて歩みましょう。

5月23日聖日礼拝

礼拝説教(32分00秒)

聖書 使徒の働き2章1節〜13節
説教 「話させてくださる御霊」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

詩篇51篇17節

神へのいけにえは砕かれた霊。打たれ砕かれた心。神よあなたはそれを蔑まれません。


今週の聖句

ヨハネの福音書3章8節

風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てどこへ行くかを知らない。御霊によって生まれる者もみな、そのとおりです。


今週の祈りのガイド

詩篇20篇1節〜9節

  1. 詩篇20篇は1~5節と6~9節で分けることができます。1~5節を読みましょう。「あなた」という言葉は何回出てくるでしょうか。各節に2回出てきます。「あなた」のための祈りの詩篇と呼べます。「あなた」とは誰でしょうか。9節に「主よ。王をお救いください。」と祈られていますから王のための祈りです。王は戦に出陣する時、民を代表して戦います。国民が戦に赴く王のために祈っています。私たちは様々な問題と戦っている「あなた」と呼んでいる親しい友人、兄弟姉妹、家族のために祈りましょう。

  2. 1~5節を味わいましょう。リズムがあります。1節前半の「主が」3行目では「ヤコブの神の御名」と発展、上昇しています。2節は祈る場所が「聖所」から「シオン」に拡大し、祈りに応えて助けが送られ、支えてくださいます。3節、私たちのささげるものが「穀物のいけにえ」から「全焼のいけにえ」に発展し、「心に留めてくださる」主は祈りを「受け入れてくださる」確信を歌っています。4節は「心の望み」から「すべての計画」に広がり、かなえてくださる主は遂げさせてくださるという確信に発展しています。5節に来ると「あなた」だけではなく信仰によって祈っている「私たち」は勝利を喜び歌います。

  3. あなたのために祈っている「私たち」は5節で、あなたの勝利を喜び歌い、さらに私たちは旗を高く掲げる勝利に発展していきます。私たちの祈りの中で戦っている友が、家族が、教会が強められ、あなたの願いがすべて聞かれていくことを願っています。

  4. 6~9節は主人公がわたしから「主」に代わっていきます。主は主に油注がれた者を救ってくださいます。ある者は戦車を、ある者は馬を誇りますが、主にある私たちは私たちの神、主の御名を呼び求めます、と告白しています。主よ王をお救いください、戦っている友、家族、兄弟姉妹をお救いください、と祈りましょう。