2024年4月14日聖日礼拝

動画(31分38秒)

聖書 使徒の働き10章1節〜16節
説教 「神様はあなたをどう見ているのか」
説教者 タン・ショーン師


今月の聖句

使徒の働き26章18節

それは彼らの目を開いて、闇から光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、こうしてわたしを信じる信仰によって、彼らが罪の赦しを得て、聖なるものとされた人々とともに相続にあずかるためである。


今週の聖句

コリント人への手紙第二5章17節

ですから、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。


創世記からの黙想 創世記15章

創世記15章からの黙想です。「彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。」(6節)この聖句はローマ書4章3節、ガラテヤ書3章6節に引用され、信仰義認の鍵となるみ言葉です。信仰の父と呼ばれるアブラハムは大きな問題を抱えていました。このカナンの地、約束の地を主は与えると約束してくださいましたがまだ子どもが与えられていません。12章でハランを出発した時は75才でした。それから10年の歳月が流れますがまだ跡継ぎの子は与えられていません。こんな問題の中で、あなたの子孫は空の星の様になるとの約束に「主を信じます」と信仰の告白をしています。ここ告白の後「わたしは、この地をあなたの所有としてあなたに与えるために、カルデア人のウルからあなたを導き出した主である。」(7節)と主は約束をしています。約束の印として神様はアブラハムと契約を結んでいます。9節では、雌牛、雌やぎ、雄羊を真っ二つに切り裂き、向かい合わせに並べています。17節では煙の立つかまどと、燃えているたいまつが切り裂かれているものの間を通り過ぎています。18節で、その日、主はアブラムとこの地を与える契約を結び宣言されました。これは当時の契約を結ぶ方法でした。今日の保険の契約であれば契約文書に双方が調印して証書を保管することです。当時は、雌牛、雌やぎ、雄羊を真っ二つに切り裂いて向かい会わせ、血の流れている動物の間を契約を結ぶ二人が歩きました。わたしたちは確かにこの契約を結びました。違反した場合には、私のからだがこのように割かれても構いませんという、契約でした。本来なら、この契約に、神様とアブラハムが動物の間を歩かなければなりませんでした。約束を守れなかった時アブラハムは切り裂かれなければなりません。しかしその間を歩いたのは、煙の立つかまどと、燃えているたいまつでした。煙の立つかまどは神様を現し、燃えているたいまつは御子イエス様を現しています。アブラハムに変わってイエス様が歩いています。アブラハムも人類もまた私たちも神様の前に忠実に約束を果たしていません。罪を犯した私たちは切り裂かれなければなりません。イエス様が十字架でそのからだを裂かれ、私たちに代わって血潮を流してくださって、神様と人類の救いの約束を守っていてくださいました。「その日、主はアブラハムと契約を結んで仰せられた。わたしはあなたの子孫に、この地を与える。」(18節)信じる者に与えられる大きな恵みを確信して信仰の道を歩みましょう。シャローム。