動画(32分25秒)
聖書 創世記35章1節〜8節
説教 「信仰の原点に帰る」
説教者 高橋博師
今月の聖句
ホセア書6章6節
わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない。全焼のささげ物よりむしろ、神を知ることである。
今週の聖句
へブル人への手紙12章2節
信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。この方は、ご自分の前に置かれた喜びのために、辱め をものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されたのです。
今週の詩篇の黙想
詩篇128篇
- 今日の詩篇128篇は127篇とペアになっている家庭の祝福の詩篇です。「幸いなことよ。主を恐れ、主の道を歩むすべての人は。」(1節)主を恐れ、主の道を歩む人の幸いがこの詩篇の主題です。この主題は4節でも繰り返されています。「見よ。主を恐れる人は、確かに、このように祝福を受ける。」主を恐れる者が受ける祝福が具体的に証しされています。「あなたは、自分の手の勤労の実を食べるとき、幸福で、しあわせであろう。」(2節)勤労、この時代は農業、牧畜などの労働の祝福が約束されています。イエス様は若き日、大工として汗を流して労働をしておられました。ミレーの晩鐘の祈りの絵は勤労の祝福を描いています。127篇では「辛苦の糧」と呼んでいます。この都のぼりの歌は一週間の労働、収穫、感謝、礼拝を天国への旅路と重ねています。
- さらにこの詩篇は家族とともに旅する喜びが歌われています。127篇3節では「見よ。子どもたちは主の賜物、胎の実は報酬である。若い時の子らはまさに勇士の手にある矢のようだ。」と子供たちが家族に与えられる幸いが歌われ、128篇3節は「あなたの妻は、あなたの家の奥にいて、豊かに実を結ぶぶどうの木のようだ。」と主にある夫婦、家族の交わりの喜び、出産、育児は主の賜物と賛美しています。
- 「主がシオンからあなたを祝福されるように。」「あなたは、いのちの日の限り、エルサレムへのいつくしみを見よ。」「イスラエルの上に平和があるように。」と締めくくられています。勤労、家庭、出産、育児の幸いはシオン、エルサレム、イスラエルから来ると約束されています。主を礼拝することからすべての恵みが溢れ流れ出ることが約束されています。いのちの恵みの源、主を礼拝し、主と交わる生活を送りましょう。