動画(35分48秒)
聖書 ルカの福音書1章67節〜79節
説教 「罪の赦しによる救い」
説教者 高橋博師
今月の聖句
ルカの福音書2章11節
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。
今週の聖句
ルカの福音書1章37節
神にとって不可能なことは何もありません。
クリスマスの黙想 2
ルカの福音書1章8節〜13節
「御使いは彼に言った。恐れることはありません、ザカリヤ。あなたの願いが聞き入れられたのです。あなたの妻エリサベツは、あなたに男の子を産みます。その名をヨハネとつけなさい。」(13節)
ザカリヤとは「主は覚えておられる」という意味です。この日神殿に入って香をたく祭司をくじを引いて選ぶとき、ザカリヤさん、あなたにあたりました、と大きな声でザカリヤの名前が呼び出されました。
主があなたを覚えておられますよ、と言う名前、ザカリヤという名が選ばれて呼ばれる時、香をたく奉仕にあたる時、ザカリヤ自身導き、選び、使命を覚えはずでありました。
これだけの備えをして天使は祭壇のそばで礼拝の奉仕をしているゼカリヤに現れ、語りかけました。天使はやさしく「恐れることはありません、ザカリヤ。あなたの願いが聞き入れられたのです。あなたの妻エリサベツは、あなたに男の子を産みます。その名をヨハネとつけなさい。」と語りかけています。
祭司であり、周りで大勢の祭司たちが祈り、ゼカリヤも礼拝の奉仕しているとき、天使が現れ語りかけたとき、取り乱し、恐怖に襲われています。
霊的な備えがなかったからです。ゼカリヤは子どもが与えられる様に祈っていながら、あなたの妻エリサベツは男の子を産みます、と語ったとき、アーメン、ハレルヤ、感謝しますと告白出来ませんでした。天使の告知を素直に信じ受け入れることは出来ませんでした。その不信仰のためにゼカリヤは妻エリサベツの出産の時まで口がきけなくなってしまいました。
神様は生きて働いています。天地を創造された後も、全被造物を治めておられます。その神様の英知、全能の御手で世界を支配し、完成に導いておられます。御心の実現のため、預言の成就のため、主の御計画は進行しています。あなたもあなたの家族も救われます、と言う約束の実現のために、神様は働いています。ゼカリヤの様に期待感なく義務的に礼拝をするのではなく、全能の神がなさること、語られることに敏感でありたいと思います。主のなさることはおりになって麗しいです。
ギリシャ語には時を現すことばにカイロスとクロノスがあります。クロノスからクロノロジーは歴史とか年代記と訳され、時計の針が正確に動くような時間歴史認識です。カイロスは春が来れば一気に花が咲くような時間の認識です。動かない歴史も神様の時が来れば一気に動きます。神様の働かれる時に気がつく信仰に生きましょう。シャローム。