2024年5月5日聖日礼拝

動画(35分42秒)

聖書 使徒の働き2章29節〜36節
説教 「神の右に上げられたイエス」
説教者 高橋博師


今月の聖句

出エジプト記20章2節〜3節

わたしは、あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出したあなたの神、主である。あなたには、わたし以外に、ほかの神があってはならない。


今週の聖句

ローマ人への手紙8章34節

だれが、私たちを罪ありとするのですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、しかも私たちのために、とりなしていてくださるのです。


創世記からの黙想 創世記18章

主はマムレの樫の木のそばで、アブラハムに現れた。彼は日の暑いころ、天幕の入口にすわっていた。彼が目を上げて見ると、三人の人が彼に向かって立っていた。」(1~2節)三人の一人は受肉前のキリスト、二人は天使。アブラハムはひれ伏して迎えています。アブラハムは、最高のもてなしをしています。3セア(22リットル)の大量の上等の小麦粉。柔らかい子牛の肉、凝乳、牛乳、などで最上のもてなしをしています。「主に不可能なことがあろうか。わたしは来年の今ごろ、定めた時に、あなたのところに戻って来る。そのとき、サラには男の子ができている。」(14節)奇跡的なサラの出産の告知。アブラハム85歳の時アブラハムはハガルによるイシュマエル出産と言う不信仰な事件を起こしています。13年の悔い改めの期間が終わり「主に不可能なことがあろうか。」とサラの妊娠とイサク誕生が告知されています。3人はアブラハムを伴ってソドムを見下ろす所へ登って行きました。「主はこう考えられた。わたしがしようとしていることを、アブラハムに隠しておくべきだろうか。」(17節)義なる神の厳しい告知がされます。ソドム、ドモラの罪を裁くために主は下って来られました。アブラハムの心に衝撃が走りました。ソドムゴモラの中に不肖の甥ロトの家族が住んでいる。アブラハムは主に嘆願しました。「もしや、その町の中に50人の正しい者がいるかもしれません。そこに50人の義人がいたら滅ぼさないでください。」「主は答えられた。もしソドムで、わたしが50人の正しい者を町の中に見つけたら、その人たちのために、その町全部を赦そう。」ソドムの人口は何人だったでしょう。そこに50人、主に祈る人がいたら、その人たちのために、その町全部を赦そう、と主は宣告しています。このアブラハムの祈りは続き「彼はまた言った。主よ。どうかお怒りにならないで、今一度だけ私に言わせてください。もしやそこに十人見つかるかもしれません。すると主は仰せられた。滅ぼすまい。その十人のために。」(32節)10人の祈る聖徒がいるなら、その町全部を赦そう。少人数でも、祈る民によってその町を赦してくださる主の憐みです。一家に1人でも祈る人があればその家族は祝福されます。学校、会社、町内で少数のクリスチャンであっても、その人の祈りのゆえに滅ぼすまい、と宣告してくださる主を覚えましょう。家族、親族、町内、職場、学校のために執り成しの祈りを続ける主の器となりましょう。