12月12日聖日礼拝

動画(21分12秒)

聖書 ヨハネの福音書3章1節〜15節
説教 「神のこどもとされる特権」
説教者 高橋博牧師


今月の聖句

ヨハネの福音書10章11節

わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。


今週の聖句

使徒の働き4章12節

この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。


今週の詩篇の黙想

詩篇49篇1節〜20節

  1. 詩篇49篇は知恵の詩篇、教訓的詩篇です。大切な物は富、財産ではなく神様からの知恵、英知であることを教えています。3節「私の口は知恵を語り、私の心は英知を告げる。」神様からの知恵、英知が最も大切です。「主を恐れることは知恵の初め」と詩篇111篇10節、箴言1章7節に書かれています。本当の知恵は大学や研究所からではなく主から来ます。その知恵で詩篇記者は人生の謎を解き明かしています。

  2. 神からの第一の知恵は富の正しい管理のし方です。神の知恵に生きていない愚かな者は6節「彼らは自分の財産に拠り頼み、豊かな富を誇っている。」これは愚かな知恵の生き方で、真の知恵は7~8節「人は自分の兄弟をも買い戻すことはできない。自分の身代金を神に払うことはできない。たましいの贖いしろは、高価であり、永久にあきらめなくてはならない」この世の富をどれだけ積み上げてもたましいを罪の世界、滅びの世界から取り戻すことは出来ません。主を信じることです。

  3. 神からの第二の知恵は永遠の世界を知ることです。愚か者はこの地上のことしか考えません。富を積み上げても天国に入ることは出来ません。この地上での富や名誉を天国に持って行くことも出来ません。17節「人は、死ぬとき、何一つ持って行くことができず、その栄誉も彼に従って下っては行かないのだ。」主を信じて受け入れて歩むとき「しかし神は私のたましいをよみの手から買い戻される。神が私を受け入れてくださるからだ。」(15節)この信仰に生きて、水一杯でもいと小さき者に与える者を主は永遠に覚えていてくださいます。

  4. この世、人の前で富む者ではなく、主の前に富む者とならせていただき、主の知恵に生かされて歩みましょう。

12月5日聖日礼拝

動画(31分23秒)

聖書 マタイの福音書25章14節〜30節
説教 「三人のしもべ」
説教者 タン・ショーン宣教師


今月の聖句

ヨハネの福音書10章11節

わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。


今週の聖句

マタイの福音書25章29節

だれでも持っている者は、与えられて豊かになり、持たない者は、持っているものまでも取り上げられるのです。


今週の詩篇の黙想

詩篇48篇1節〜14節

  1. 6~7節「神にほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。われらの王にほめ歌を歌え。ほめ歌を歌え。まことに神は全地の王。巧みな歌でほめ歌を歌え。」神にほめ歌を歌えと5回も繰り返されています。この詩篇の真ん中の5~6節がこの詩篇のクライマックスです。素晴らしいことをされた「神は大いにあがめられる方」と10節で締めくくられています。

  2. この詩篇の背景はヨシャパテ王の時代、南の国モアブとアンモンが合流してユダを攻め、さらに北からアラムが攻めて来て挟み撃ちに合う危機の時です。ヨシャパテ王はユダ全土に断食して祈ることを呼びかけました。ヨシャパテ王は主の宮で祈っているとき主の霊が預言者ヤハジエルの上に下り、この戦いは神の戦いであると語り、レビ人たちは立ち上がって大声で主を賛美しました。「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで」と賛美する中で敵は同士討ちを始めて敗走していきました。

  3. 詩篇47篇はこの勝利の時に歌われた歌です。危機の時にも王は主に信頼して率先して祈りました。「すべての国々の民よ。手をたたけ。喜びの声をあげて神に叫べ。まことに、いと高き方主は、恐れられる方。全地の大いなる王。」主御自身が大いなる王と主を賛美しています。

  4. 主は祈りと賛美を用いてくださいます。ギデオンは主を信じて鬨の声を上げたときミデアンは敗走しました。ヨシュアがエリコの城を契約の箱を担いで回って鬨の声を上げると城壁は崩れ去りました。パウロとシラスが獄中で祈りを賛美をしていると地震が起こって扉が開き、手かせ、足かせが離れ落ちました。苦難の時、賛美と祈りをささげ、主にほめ歌を繰り返し歌いましょう。