12月6日聖日礼拝

礼拝説教(16分02秒)

聖書 ルカの福音書1章18節~23節
説教 「実現する神のことば」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。(ルカの福音書2章11節〜12節)


今週の聖句

恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。(イザヤ書41章10節)


祈り(9分38秒)

今週の祈りのガイド

詩篇30篇1節~12節

  1. クリスマスに読まれるルカ2章には皇帝アウグストによる人口調査の命令から書きだされています。国力を誇り税金を多く徴収するためでありました。ダビデも晩年、税収を多くする誘惑に駆られて人口調査を行っています。このダビデの罪に神様からのさばきが下り疫病で7万人が倒れました。高慢のつみを悔い改めたダビデは、この事件のあったオルナンの打ち場に祭壇を築き、さらにそこに神殿を築く志を持ちました。そんな背景から詩篇30篇には「家をささげる歌」という表題がついています。高ぶりの罪を悔い改めた詩篇です。

  2. 2~3節「私の神、主よ。私があなたに叫び求めると、あなたは私を、いやされました。主よ。あなたは私のたましいをよみから引き上げ、私が穴に下って行かないように、私を生かしておかれました。」ダビデ個人の高ぶり貪欲の罪で7万人が打たれる裁きの中で、よみの中の暗黒の苦しみの中からダビデは主に叫び求めています。私たちも高ぶり、貪欲の罪に陥ることがあるかもしれません。そんな中から引き揚げてくださる主を信じて、高ぶり貪欲の罪から解放してくださいと祈りましょう。

  3. 5節「まことに、御怒りはつかの間、いのちは恩寵のうちにある。夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。」罪を犯す、気が緩んで失敗する、そんな涙の夜を過ごすことがあっても喜びの朝が与えられます。くらい心に義の太陽の光を与えてくださる主に感謝の祈りをささげましょう。

  4. 11節「あなたは私のために、嘆きを踊りに変えてくださいました。あなたは私の荒布を解き、喜びを私に着せてくださいました。」罪の赦しを与え、嘆きを踊りに変えてくださる主にほめ歌を歌い、とこしえまでも感謝をささげる生活を行いましょう。