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受難週 聖月曜日

そして、彼らに教えて言われた。「『わたしの家は、すべての民の祈りの家と呼ばれる』と書いてあるではありませんか。それなのに、あなたがたはそれを強盗の巣にしたのです。」(マルコの福音書11章17節)

エルサレム入場の翌日、様々な出来事がある中で、注目に値する出来事は、イエス様がイチジクの木を呪われたことと、この宮きよめのエピソードです。イチジクの木が実をならしていないからといって呪うイエス様の姿は、すごくわがままに思えますが、本当は、イチジクはエルサレムをさしています。それに続く宮きよめのエピソードを見れば、どれだけエルサレムが腐敗していたかがわかります。神殿礼拝が金持ちたちの商売の道具となり、貧しい人々の礼拝が妨げられていました。特に遠方から訪れた庶民に大きな負担となっていたのです。礼拝は本来、神が人々に憐れみを注ぐ場所です。その憐れみが踏みにじられたから、イエス様は怒っておられるのです。主の憐れみを黙想しましょう。

Published in牧師のつぶやき

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