●神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。(ピリピ人への手紙2しょう13節)
●最終的には、あなたの心に聴きなさい。イエスがあなたに一番親しく話しかけられるのは、心の中なのです。祈りとは、何よりもまず真っ先に、心の最も深いところにおられるイエスに耳を傾けることです。(ヘンリ・ナウエン著、『イエスの示す道』受難節の黙想、から)
時に、祈りは神に願望を伝えるだけか、あるいはひとり言のようになってしまい、祈り終わっても虚しくなることがあります。祈りは、こちらが語ることよりも、神に語っていただくために時間を割く必要があります。心の奥底から沸き起こる聖霊の声に耳を傾けるために、時間が必要です。また、自分の本心に気づくのにも時間がかかります。み言葉を黙想しつつ、私が本当はどう思っているのか、そして神はどう思っておられるのかを聞くために、時が必要なのです。その声を聞いた時、私たちの歩みに変化が起こります。このレントの季節に、心の声に耳を傾けてみましょう。奥村拓也
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