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受難週 聖木曜日

シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」(ルカの福音書22章31~32節)

木曜日は最後の晩餐が行われた日です。その後で、ゲッセマネの園での祈りがあり、ついにイエス様が捕らえられ、大祭司カヤパ官邸に連れて行かれます。そして、不正な裁判の後に、金曜日の十字架へと続いていくのです。その最後の晩餐の席で、ペテロに言われた言葉が上記の御言葉です。クリスチャンは、必ず、「麦のようにふるいにかけられる」という経験をします。ペテロや他の使徒たちがそうであったように、イエス様を見捨てて立ち去るような、不甲斐ない、不信仰な自分に気付く瞬間です。ペテロはそんな自分と向き合い涙を流しました。けれども、彼の信仰は復活したのです。それはイエス様が祈っていてくださったからです。同様に、私たちもイエス様の祈りによって支えられています。そして、周りにいる、信仰から離れた人たちのために祈るようにも招かれています。イエス様がなさったように、執り成しの祈りをしましょう。

Published in牧師のつぶやき

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