礼拝説教から 2018年4月1日

2018年4月1日
ローマ人への手紙6章1-11節
死に支配されないキリスト
 私たちは知っています。キリストは死者の中からよみがえって、もはや死ぬことはありません。死はもはやキリストを支配しないのです。(ローマ人への手紙6章9節)
 イエス様は死者の中から復活をされました。私たちはこの出来事を通して何を知ることができるでしょうか。それは、死がもはやイエス様を支配しないということです。イエス様はもはや死ぬことがなく、死はイエス様を支配しないということです。イエス様は決して死によって支配されることのない方だということです。
 実は、聖書には、イエス様以外にも、一度死んで生き返った人々のことが、いくつか記されています。ただし、それらの人々は、一度生き返った後、改めて死を迎えることになりました。一度は生き返りましたが、結局は死の支配の下に置かれたのです。
 しかし、イエス様の復活は違いました。復活されたイエス様は、もはや死ぬことがなかったのです。死がどんなに強い力を持っているとしても、イエス様はその死によって決して支配されることがないのです。イエス様の復活の出来事は、イエス様が死によって支配されない方であることを示しているのです。
 教会は、このイエス様の死と復活を、福音として、良い知らせとして、二千年に渡って伝えてきました。教会は、イエス様の復活された日曜日ごとに、イエス様の復活を喜び祝い、伝えるために集まってきたのです。
 イエス様は復活されました。それは、イエス様が決して死に支配されない方であることを明らかにしています。毎週の礼拝でこの事実を確認しながら、死に支配されないイエス様の永遠のいのちに与ることの恵みを喜び感謝したいと思います。

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