しかし聖フランソファ・ド・サルの<自己に対するやさしさについて>と題する一文のうちの、自分自身に対しても怒りの思いに浸らぬよう、自分の欠点をも柔和に、穏やかに戒めるにとどめ、怒りより同情をもって対せよという助言は、傾聴に値する言葉ではないでしょうか。
『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、274-275頁
2019年7月12日(金)
自分に甘いということがあります。しかし逆に自分が最も自分に近いのですから、近い自分だからこそ、もっとも厳しくなるということもあるでしょう。人のことはそんなに考えている時間がありませんが、自分のことは四六時中考えているものです。だからこそ、自分を愛さなければなりません。自分への愛が確かでないことが、隣人への愛に生きることを難しくさせているのかもしれません。
失敗をした自分に対して怒りよりも同情をもって対したいと思います。
「第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』」(マタイ22・39)