恐れるな。虫けらのヤコブ

静まりの時 イザヤ41・6~16
日付:2023年03月23日(木)

10 恐れるな。わたしはあなたとともにいる。
 たじろぐな。わたしがあなたの神だから。
 わたしはあなたを強くし、あなたを助け、
 わたしの義の右の手で、あなたを守る。
・・・
14 恐れるな。虫けらのヤコブ、
 イスラエルの人々。
 わたしがあなたを助ける。
 ──主のことば ──
 あなたを贖う者はイスラエルの聖なる者。
(イザヤ41・10,14)

 「虫けらのヤコブ」。取るに足りない存在でしかないヤコブ。しかし恐れないでよい、わたしはあなたとともにいる、と主は言われました。
 取るに足りない存在だけれども、神さまがともにいて下さるので、恐れる必要がない、ということだと思います。しかし同時に、取るに足りない存在だからこそ、神さまがともにいて下さる、ということのありがたさが身にしみてわかるのだと思います。自らはすぐれた者、豊かな者、賜物にあふれた有能な者である、とこころのどこかで思っているとすれば、神さまがともにいる、ということは、添え物、のようなことでしょう。しかし何もない者にとってみれば、神さまがともにいる、というお言葉はこの上なく力強いことであり、必要十分なことに思えてくるのだと思います。私たちはどちらでしょうか。
 神さまがともにいて下さって私たちを助けて下さるのです。それは神さまが「聖なる者」だからです。ご自身が聖であることにおいて、私たちを助けて下さる、ご自身が人間ではなく、神さまだからこそ、その神さまの名に懸けて私たちを助けて下さる、それが神さまの語っていて下さる愛のお言葉です。