心がうつろなとき
心の中は空き家です
埃(ほこり)だらけクモの巣だらけ
捨てられた包丁が錆(さ)びついている
心がからっぽなとき
心の中は草原です
抜けるような青空の下
はるばると地平線まで見渡せて
うつろとからっぽ
似ているようで違います
心という入れものは伸縮自在
空虚だったり空だったり
無だったり無限だったり
谷川俊太郎、朝日新聞、夕刊、2010年1月16日(土)
伝道者の書に「空の空、すべては空」という一節があります。この場合「空」とは空虚ということでありこの谷川俊太郎の詩によると「うつろ」ということになると思います。それに対して、主イエスさまはマタイの福音書の中で「心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。」といっておられます。このここの貧しいとは心が「からっぽ」ということで、草原であり抜けるような青空でありはるばると地平線まで見渡せることなのだと思いました。
自分へのこだわりから解放され、心を空っぽにするすがすがしさに生きたいと思います。
そのためにも神さまに心の中心に座っていて頂きたいと思いました。
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