めぐみのパンくず

私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。”

Ⅰコリント15:3

◎最も大切な事(グレイテスト・インポータント)として使徒パウロは四つのことを記します。キリストは「私たちの罪のために(私の)死んだこと。葬られたこと。三日目によみがえったこと。弟子たちをはじめ多くの人たちに現れたことです。もしキリストの復活がなかったら、伝えているキリスト者は、「大嘘つきであり、神に逆らう者となる」Vs15のです。

◎この復活の章と言われるところから二つのことを見てみたいと思います。

第一は、復活こそは信仰の土台と言うことです。イエス・キリストが復活されたからこそ、十字架の救いが実証的になりました。復活なしでは罪が赦されたことにはならず、キリストが死んだままなら、罪に死んだままで終わるからです。キリストの復活こそが罪びとの赦しの保証なのです。だから、赦された者は同じように復活の命に与れるのです。

◎第二は、復活こそ神の恵みです。この神の恵みが届かない人は一人もいないのです。使徒パウロは自分の過去を告白します。「使徒の中で使徒と呼ばれる価値のないもの」なぜなら、彼はキリスト教会の大迫害者だったからです。自分の過去を正直に見つめることのできる人、見つめるだけでなく告白できる人、しかし最もうるわしいことは「罪びとの頭」Ⅰテモテ1:15と心底自分と思える人です。しかし、それで終わりません。その私が「今の私になりました」と証しできる人です。イエスさまの復活は落ちていくばかりの罪びとを天上にまで引き上げる力があるのです。復活をこころから感謝する信仰生活となりますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です