日別アーカイブ: 2017年4月30日

めぐみのパンくず

平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるとしてくださいますように。主イエスキリストの来臨のとき、責められるところのないように、あなたがたの霊、たましい、からだが完全に守られますように。”        Ⅰテサロニケ5:22

◎イエスさま来臨待望の手紙の結びのみことばで

す。やがてイエスさまにお出会いするときの一つの条件、それは「聖なるもの」とされていなければならないと言うことです。しかし、自分で聖くなれとは命令されていません。全能の神ご自身が、平和の神となって、キリスト者を聖くして下さるというのです。

◎それは、キリスト者の全人格に及ぶ聖さです。霊、たましい、からだにまで及ぶ聖さです。人間がこの三つのもので形成されていることを本当に知っているのがキリスト者です。まさに天国人にふさわしい人間の姿です。欠点のない、咎められるところが一つもないほどに神さまが整えて下さることを信じて待ち望みましょう。

◎怒りの神ではなく、平和の神としてキリスト者を迎えて下さる神は、同事に「真実なお方です」Vs24。原語の「ピストス」は人間に使うときは「信仰」と訳され、神さまに使われる時は「真実」と訳されます。人間同士でも信じあうことの最も大切なことは、真実であるのですから、ましてや聖書の神さまの真実は変わりません。使徒パウロは、この神さまが「きっとそれをしてくださいます」と念を押しました。

◎御国の到来は、御国そのもののすばらしさに加えて、キリスト者一人一人が変えられた者としてのすばらしさに感動することでしょう。