めぐみのパンくず

母に慰められる者のように、わたしはあなたがたを慰め、エルサレムあなたは慰められる。”

                イザヤ書66:13

◎聖書の神は父なる神さまです。その神さまが母性をもって神の民を慰めると約束される箇所で、イスラエルの繁栄を願われゆえなのです。

◎三つのことが記されています。①「乳を飲ませ」。Ⅰペテロ2:2「生まれたばかりの乳飲み子のように、純粋な、みことばの乳を慕い求めなさい、それによって、成長し、救いを得るためです。」とありますが父なる神さまはみことばをもって神の民が成長することを願っておられるのです。

 ②「抱かれ」愛情表現の豊かさがあらわされている言葉です。幼子を抱く母、母に抱かれるこども。そこには安息があり、愛されていることを深く知る大切な人間関係の出発があります。そして成長していくのです。

③「膝の上で可愛がられる。」『遊びせんとて生まれけん、たわむれせんとや生まれけん』の始まりです。あやされる中、言葉と行いによって少しづつ行動を学んで行くのです。このことは大切なスキンシップです。

◎三度「慰める」と言うみ言葉が語られています。英語のComfort慰めるは、Comすっかり、fort力強い、という合成語でなっています。また、快適、安楽、満足、なだめる、とも訳される言葉で「慰め」の内容が理解できるように思います。

◎父なる神さまは罪に対して、厳しいお方ですが、その愛情は母のように優しいお方です。

このお方に憩える者の幸いを思います。

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