めぐみのパンくず

初めからあったもの、私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの、すなわち、いのちのことばについて” Ⅰヨハネ1:1

◎ヨハネは晩年、エペソでヨハネ第一の手紙を書きました。AD90年ごろであろうと言われています。若き日にイエスさまによって弟子とされ、聖徒とされたヨハネは他の弟子たちが殉教して行く中、パトモス島で黙示録を記すまで生かされた弟子でした。

◎さて、ヨハネの手紙Ⅰは「いのちのことば」が主題であり、いのちのことばなる、イエスさまを~その福音を聞いた者がどのように父なる神、御子イエスとの交わりに生活するのかが記されています。

◎ヨハネはイエスさまのことを、耳で聞いた、目で見たvs1,3お方と紹介します。イエスさまの目撃者ですね。この二つの動詞は完了形で書かれていますが、三つ目には「じっと見て、手でさわったもの」と言う言い方をします。この言葉は一度あったことが今も継続されていることをあらわす動詞が使われており、「細やかに調べる」と言う意味があります。キリスト者は聖書の御言葉を調べ続ける存在であり、その学んだいのちのことばで生活するのです。

◎それはイエスさまとの深い交わりつながります。それがどんなに素晴らしいものであるか知った人ヨハネは、その交わりの中に、キリスト者は入っているのだと言うのです。

◎交わりの中にいる者には必然的に、喜びがあふれてくることでしょう。

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