めぐみパンくず

“わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしはあなたがたに平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。”ヨハネ14:27

◎キリスト者は過去に十字架の赦しを体験し、未来に天国の望みを持つものです。そして現在、信仰生活には聖霊がいつもともなって下さいます。その御霊が共にいてくださる最大のしるし、それは「平安」です。しかし、イエスさまは、この世が与える平安とは違うと言われました。どんなものなのでしょうか。

◎第一に神との関係における平安です。ロマ書5:1,2に「神との平和を持っている」とあります。信仰によって義とされた私たち、神のこどもとして新しく生まれた者の心には神と和解させていただいたと言う、関係における平和・平安があるのです。

◎この平安はキリスト者の毎日の歩みに伴います。天国までの道のりを平安が支えてくれます。使徒15:33には「平安のあいさつに送られて」とありますが、使徒たちはシャロームのあいさつで旅をつづけました。キリストの平安がいつでも一緒にある、神なく望みなかった過去と比べて、今はいつでもどこでも、イエスさまが共にいてくださる一緒に歩いて下さると言う平安です。

◎そして、最後に召される時の「平安」です。死は恐れの王です。死が平気な人はいないでしょう。しかし、キリスト者には召される時に平安がともなうのです。ルカの福音書2章にシメオンが幼子のイエスさまを抱き上げた時のことが記されています。シメオンは言います。救い主を見たから「安らかに去らせて下さいます。」と。

◎キリスト者にはいつも主が約束して下さった平安がともないます。それは聖霊の働きによるのです。

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