めぐみのパンくず

“イエスは答えられた。「あなた方は、わたしをも、わたしの父をも知りません。もし、あなたがたがわたしを知っていたなら、わたしの父をも知っていたでしょう。」”ヨハネ8:19

◎第七戒「汝姦淫するなかれ」を破って人々の前に引きずり出された女を「わたしもあなたを罪に定めない」と言われたイエスさまは、もう一度パリサイ人たちと話されます。12節のみ言葉は有名なみ言葉です。「わたしは世の光です。わたしに従うものは、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」と。

◎残念ながらパリサイ人にはこのことがわかりませんでした。「もし、イエスさまを知っていたら。どんな光が射すのでしょう。

◎その証言の真実がわかります。その証言とは、第一に「わたしはどこから来たか」と言われることがわかるのです。キリスト者はイエスさまが父なる神さまから来られたお方だと知っています。では父なる神はどれほど遠い所におられるのでしょう。使徒パウロはコリント人への第二の手紙の中で「第三の天」にまで引き上げられたと告白しています。第一の天は鳥が飛び、雲が流れる所、第二の天は星々の世界です。それらを超えてはるか高い所からイエスさまはこの地に下って来て下さったのです。「及びもつかない所」からです。

第二に「どこへ行くのか」もイエスさまの証言によってわかるのです。イエスさまはどこへ行かれましたか、貧しい乙女のお腹に、ナザレの大工の家に、そしてやがて人々の罪の身代わりに十字架へ、墓の中へ、それから復活し弟子たちに現れ、オリブ山から天に帰られました。それは唯一の救い主を証言しているのです。

◎ですからイエスさまの裁きも父なる神さまと共にサバ裁かれるのです。人間の生れながらの性質によって裁くのとは違った、正しい裁きをされるのです。◎興味深いことですが、この話を献金箱のある所で話されました。

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