日別アーカイブ: 2014年1月19日

めぐみのパンくず

“イエスは彼らに言われた。「あなたがたが、来たのは下からであり、わたしが来たのは上からです。あなた方はこの世の者であり、わたしはこの世の者ではありません。“ヨハネ8:23

◎先週はイエスさまと人間がどれほど隔たっているかの表現を距離で現しましたが今回は、イエスさまと私たちの質的違いを見てみたいと思います。なぜイエスさまを信じなければならないかが一層理解されますように。

◎第一に人間は死ぬ存在であるということです。歴世歴代、古今東西どれほどの人々がこの地上に生を受けてきたのでしょう。しかし、すべての人が死にました。

◎それはひとえに、この世だけの存在だからだと、イエスさまは言われます。この世とは何を現しているのでしょう。罪の世界だと言うのです。ヨハネは第一の手紙の中で「世にあるもの、すなわち、肉の欲、眼の欲、暮らし向きの自慢」Ⅰヨハネ2:16と言っていますが、気をつけないとそれらに支配されてしまうのです。

◎キリスト教は「罪、罪」と言うから嫌いだと言う人がありますが、モーセの十戒に照らし合わせてみる時、すべての人が罪を持っていることがわかり聖なる神の御前に立つことが出来ません。罪の中に死んでいくのです。

◎そのような人間世界の中に、真実なお方である神さまは、罪のない御子をこの世に送って下さいました。この世でイエスさまは何をなさるために来られたのか、ヨハネは「上げられるために」vs28と記します。ニコデモとの対話の中でイエスさまは「モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子もまたあげられなければなりません」と言われました。罪と罪の世を滅ぼすためにイエスさまは十字架の上に上がるために来られたのです。

◎このイエスさまが救い主であることが十字架に架かられることによってわかることが出来るようになったのです。