めぐみのパンくず

“花嫁を迎える者は花婿です。そこにいて、

花婿のことばに耳を傾けているその友人は、花婿の声を聞いて大いに喜びます。

それで私もその喜びで満たされているのです。”        ヨハネ3:29

◎バプテスマのヨハネは使徒パウロが後に教えてくれているように、キリストが花婿でキリスト信者の群れが教会としてキリストの花嫁であることを知っていた人でした。

◎イエスさまが人々に洗礼を授けられるようになってから、バプテスマのヨハネのもとに来る人が少なくなって来たとき、ヨハネの弟子たちは心配して「みなあの方の方へ行きます。」と話した時、ヨハネは自分の使命をはっきりとその弟子たちに告げるのでした。すなわち天からの使命は自分で左右できない事。自分の役目は何であるかという事。そして、幕引きの重要性をです。

◎ヨハネの役目はキリストの友のような存在でした。しかも心から相手の友のなすことを喜ぶ存在でした。その友のために自分の与えれた使命に全力を尽くしたのです。それ以上に、自分の引き際をよく知った人であり、友の喜びを自分のことのように喜ぶことができたのです。

◎花婿なるキリストと花嫁とされた私たちキリスト者にはバプテスマのヨハネのような友人がいることを忘れてはいけません。私たちをイエスさまに導いてくれた友もあるでしょう。良き友は「イエスマン」ではありません。良き警告も与えてくれる存在です。何よりも、イエスさまと私たちの関係を喜んでくれる友、お互いがそう成れる友でもありたいと思います。

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