日別アーカイブ: 2013年8月3日

めぐみのパンくず

イエスは答えて言われた。「まことに、まことにあなたに告げます。人は新しく生まれなければ、神の国を見ることはできません」”ヨハネ3:3:

◎ニコデモが夜来た理由は、彼はユダヤ人の指導者でした。「先生」と呼ばれ何でも知っている人、宗教上の回答を持っている人」と人人から思われるユダヤ人の指導者の立場にあったのですから、「イエスの所に昼間に行くことができず、夜こっそり訪れた」(現代訳)のです。それ以上に人生の解決を持たなかったことがありました。「闇の部分」。死後の世界の問題です。ブドウ酒の奇跡を見たのか、聞いたのか、イエスさまには神が共におられると判断しやって来たのです。

◎イエスさまの言葉によって闇の部分が明らかにされます。

「人は新しく生まれなければ、神の国に入ることはできません」

とイエスさまはニコデモに言われました。ニコデモは「母の胎に入ってもう一度やり直せという事ですかと」訊ね返します。

◎イエスさまは、まことにまことに「アーメン、アーメン、レゴーフューミーン」あなたに言いますそれは「水と霊とによって」新しく生まれ変わることだと言われるのです。即ち、行いによらず血筋に寄らず。み言葉によってです。Ⅱペテロ3:5に「天は古い昔からあり、地は神の言葉によって水から出」とあります。そして「御霊によって」新しく神さまの子どもとして生まれ変わることなのです。

◎それではどうして神さまの子どもとして生まれ変わる機会が訪れるのでしょうか、イエスさまは「風は思いのままに」「風はおのが好むところに吹く・文」と言われました。風がどこから吹いてきているのかわからないように、一方的な神さまの恵みが届きます。救いの風がキリスト者の一人一人に吹いたのです。そして信仰が与えられました。

◎人はもう一度初めからやり直したいと思う存在です。しかし、人生はもとに帰りません。一回きりゆえに貴重であり、その中で、イエスさまの出会いによって神さまの子どもに生まれ変わらせていただけるのです。キリスト者は神さまの子どもとして存在していることに心から感謝できますように。