めぐみのパンくず

“イエスは彼らに答えて言われた。「この神殿をこわしてみなさい。わたしは、三日でそれを建てよう。”ヨハネ2:19:

◎カナの婚礼において、水をブドウ酒に変えて下さった恵みの主から一転して、激しい怒りを現されたイエスさまの姿を見ます。「小羊の怒り」黙14:1です。めったに怒らず、大抵のことには腹を立てず寛容なお方が激しい怒りを現されます。これが「小羊の怒り」です。それは神の宮で不正な売買が行われていました。信仰の名目で金儲けをする人々の態度に主は怒りを現されたのです。

◎ユダヤ人たちは「こんことをされる権利のしるし」を見せて欲しい、とイエスさまにせまります。そこでイエスさまが言われたのが19節のお言葉でした。

◎エルサレム神殿はヘロデ王によってより大きく荘厳に建築修理されたものでした。実に荘厳な雰囲気を見るものに与えたことでしょう。「その神殿を壊してご覧~三日で建て上げる」とイエスさまは言われたのです。

◎イエスさまこそまことにあがめられるべき信仰の対象です。神殿ではないのです。このエルサレム神殿はやがて崩壊しそのままですが、真の神なるお方の身体は死んで後、三日目に復活されることを語られたのだと聖書は言います。

◎私たちキリスト者はこのお方に望みを置いているだけでなく、この三日目によみがえられたお方が、キリスト者の内に住んでいて下さるのです。ですから使徒パウロはコリントの教会の信者にキリスト者は「神から受けた宮である。」Ⅰコリント6:19と教えました。ですから、イエスさまと同じようによみがえるのです。ハレルヤ!

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