日別アーカイブ: 2013年7月7日

めぐみのパンくず

“イエスはシモンに目を留めて言われた。

「あなたはヨハネの子シモンです。あなたを

ケパ(訳すとペテロ)と呼ぶことにします。

”         ヨハネ1:42

◎ ヨハネから、メシヤなるキリストを紹介された、ペテロと兄弟アンデレです。二人のうち最初にペテロが紹介されました。主がペテロに向かって開口一番言われたのが、上のみ言葉です。

◎ 神様は私たちの名前をただ呼ばれるのでなく、その名の中に秘めたるものを見出されるお方です。まず「あなたはヨハネの子シモンです。」と言われます。一人の人の子ヨハネであるということまず、教えられます。その人が変化して行くのです。

◎ イエスさまが全能者の目を持ってシモンを見られた時、シモンにあらずして「ケパ」でした。ケパとはアラム語でペテロのことです。イエスさまの目には漁師のシモンではなく、ケパ(ペテロ)「大岩」に映っているのです。

◎ 12弟子の中で彼はリーダーとなりました。何か新しい事の始まる前、口火を切ることが多かったのもペテロでした。だからリーダー、ペテロなのでしょうか。

◎ ペテロのペテロたるゆえんは、心の底から自分の醜さを知ることのできた人でした。(ルカ5:8)。

しかし、ペテロをペテロたらしめたのは、イエスさまに対する信仰告白です。彼は「あなたこそ、生ける神の子キリストです。」(口語マタイ16:18)とキリスト教信仰の土台たるべき告白をしたのです。この告白こそイエスさまが待ち望み期待されたことでした。キリスト者が名を呼ばれる時、そこには大きな神さまのご目的があること忘れてはいけないと思います。