ルカの福音書 1:80
岡野貞一について
1878年鳥取に生まれる
姉とともに教会に通う、14歳受洗、15歳岡山薇陽学院に学ぶ、宣教師にオルガン演奏の才を見出され、東京音楽学校に入学、首席で卒業
同学校で教鞭をとる、4文部省唱歌の編纂に従事、多くの唱歌を作曲する
40年間にわたり教会の奏楽者として忠実に奉仕する
1941年召天。その日まで家族は唱歌の作曲を貞一が手掛けたことを知らなかったという。
ふるさと
帰るべきは天の故郷、信仰の志を果たして帰るのだ、との思いを込めて作曲したという。
志を果たして いつの日にか帰らん
山は青きふるさと 水は清きふるさと
「赦すはよし、忘れるはなおよし」(ロバート・ブラウニング)
忘れられない不完全な我々
全能者の忘却
「わたしは彼らの咎を赦し、彼らの罪を二度と思い出さないからだ。」(エレミヤ書 31章34節)
完全に忘れ去ることこそ、全能の所以である。
だから、明日は心配しなくて良い
いつも主が共にいてくださるから
I don’t know about tomorrow
I just live for day to day
I don’t borrow from the sunshine
For it’s skies may turn to gray
I don’t worry o’er the future
For I know what Jesus said
And today I’ll walk beside Him
For He knows what lies ahead
Many things about tomorrow
I don’t seem to understand
But I know who holds tomorrow
And I know who holds my hand
明日を心配することなく、罪赦されたものとして、希望を持って歩み続けたい。
幼稚園の保護者からご相談を受けた。朝幼稚園に行きたがらない、泣く、拒絶する、母親から離れない。という日々が続いている。
例年4月は環境が変化する時期である。担任、お友達、お部屋など、戸惑いと緊張の中を過ごしながら順応して行く。ところが今年の長らくの休園、自粛生活が子どもたちにもたらしたストレスは測りがたい。
感受性が強い、変化に対する鋭敏さ
正義感が強い、ちゃんとしていない友だちへの批判的な想い
人が生きて行く上で大切なことは、
人の痛みがわかること
善悪を弁えること
この二つの要素を持っている、大切に育ててあげること、とお話しした。
クリスチャン生活にとっても、重要な要素である。
成長することは霊が強くされること、と聖書は言う
霊とは、私たちの存在の根源である。日々新たにされ続けることが成長である。
「みことばは、たましいと霊を刺し貫き、心の思いやはかりごとを見分ける」
(ヘブル人への手紙4章12節)
強く生きる、とはどういう生き方か
打たれ強い、我慢強い、耐えて堪えて生きることが強さなのか
人の痛みに寄り添う者であれ
弱い時にこそ強い、弱さの中に溢れる恵
弱いからこそイエス様の愛が身にしみる
「自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。」
(ピリピ人への手紙 2章4節)
「主は、ご自身が試みを受けて苦しまれたので、試みられている者たちを助けることがおできになるのです。」
(ヘブル人への手紙 2章18節)
「ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。」
(ルカの福音書 10章33~34節)
「キリストは、私たちのために、ご自分のいのちをお捨てになりました。それによって私たちに愛がわかったのです。ですから私たちは、兄弟のために、いのちを捨てるべきです。」
(ヨハネの手紙 第一 3章16節)
善をもって悪に打ち勝つ者であれ
罪と戦って血を流すまで抵抗したことのない私たち、罪を甘く見てはいけない。
「あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。」
(ローマ人への手紙 16章19節)
「愛には偽りがあってはなりません。悪を憎み、善に親しみなさい。」
(ローマ人への手紙 12章9節)
「悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい。」
(ローマ人への手紙 12章21節)
レールのしなやかさ
あらゆる曲線高低差にも対応している
動かぬ枕木に固定されて、何千トン何万トンの負荷にも耐えうる強さを持つ
揺るがぬ土台に築かれた人生
それは罪赦された喜び感謝が謙って生きるものとされる
悔い改めの実を結び、日々新しくつくりかえられてゆく
霊において成長する者でありたい