2024年2月25日聖日礼拝

動画(42分36秒)

聖書 ペテロの手紙第一2章22節〜25節
説教 「十字架につけられた主イエスを信ず」
説教者 高橋博師


今月の聖句

創世記12章3節

わたしは、あなたを祝福する者を祝福し、あなたを呪う者をのろう。地のすべての部族は、あなたによって祝福される。


今週の聖句

ルカの福音書23章34節

父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。


創世記からの黙想 創世記8章

創世記8章からの黙想。「601年の第1の月の1日に、水は地の上から干上がった。ノアが箱舟の覆いを取り払って眺めると、見よ、地の面は乾いていた。」(8:13)第2の月の27日に神様はノアに「箱舟から出なさい」と言われ、1年と1ヶ月の箱舟に閉じ込められた避難生活から解放され、すべての動物とともに箱舟から出て懐かしい大地を踏みしめました。長さ150メートル、幅25メートル、高さ15メートルの巨大な箱舟をノアの家族8名で100年余りの歳月をかけて建造しました。ノア500歳までは通常の生活でしたが、その後100年余り、箱舟から出る時まで、箱舟建設、神様の裁きの周辺住民、一族郎党への宣教、一族からの非難や変人扱いに堪えた非日常的な日々でした。箱舟の中の1年余りの窮屈な生活を終えて新しい生活が始まりました。ノアが真っ先にした事は祭壇を築き、全焼のいけにえを献げて神様を礼拝をすることでした。箱舟で滅びから免れましたが、自分は罪人であることをよく知っていました。やがて来てくださる救い主を待ち望んで子羊を全焼のいけにえとしてささげました。ノアの時代洪水を用いて神様は裁きをされました。彼らを救った箱舟は今日の教会を指しています。神様はノアの礼拝を受け入れてくださり、洪水を用いて世界を滅ぼすことをされないと約束しています。「わたしは、決して再び人のゆえに、大地にのろいをもたらすことはしない。」(21節)さらに「この地が続くかぎり、種まきと刈り入れ、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜がやむことはない」(22節)と祝福の約束をしてくださいました。神様は悪人にも善人にも太陽の恵みを与え、雨を降らせてくださいます。神様は全人類に、夏と冬、夜と昼がやむことはないと約束してくださいました。再びエデンの園で与えられた、地を耕す恵み、収穫する喜び、生めよ増えよという家庭生活、結婚出産、育児の恵みの生活を回復してくださいました。いけにえの子羊なるイエス様、信じる者が入る箱舟なる教会を喜び、主に感謝しましょう。