2023年6月4日聖日礼拝

動画(40分35秒)

聖書 創世記33章1節〜11節
説教 「和解の祝福」
説教者 高橋博師


今月の聖句

ホセア書6章6節

わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない。全焼のささげ物よりむしろ、神を知ることである。


今週の聖句

コリント人への手紙第二5章18節

これらのことはすべて、神から出ています。神は、キリストによって私たちをご自分と和解させ、また、和解の務めを私たちに与えてくださいました。


今週の詩篇の黙想

詩篇125篇

  1. 今日は詩篇125篇を味わいましょう。「主に信頼する人々はシオンの山のようだ。揺るぐことなく、とこしえにながらえる。エルサレムを山々が取り囲んでいるように、主は御民を、今よりとこしえまでも囲まれる。」(1~2節)イスラエル、エルサレムは第一に地理的な概念です。エルサレムの町はシオンの丘の上に建てられ、山々で囲まれ、南、東にキデロンの谷があり難攻不落の天然の城でした。エルサレムは軍事的に難攻不落の城だけでなく、主の宮、創造主を礼拝する場所であり主の御名が置かれてある主の宮、主の神殿でありました。外敵から軍事的に守られるだけでなく、主はエルサレムで礼拝する民を「悪の杖」から守ってくださいます。杖とは王の権威のしるし。悪の権威、罪、欲の支配が神の民に及ばないように、主は礼拝するものを守って下さいます。

  2. コリント第一6章19節では「あなたがたのからだは、あなたがたのうちに住まれる、神から受けた聖霊の宮であり、あなたがたは、もはや自分自身のものではないことを、知らないのですか。あなたがたは代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現しなさい。」と書かれて、私たちクリスチャンは「聖霊の宮」と表現しています。詩篇で書かれている宮、エルサレムを、聖霊の宮である私たちに置き換えて読みましょう。主は礼拝する神の民を取り囲んで守って下さいます。外敵が侵入して聖霊の宮である私たちに、悪の杖、不正な判断が侵入しないように祈りましょう。今日も私たちのたましいが平安であるようにお祈りをささげましょう。

  3. 5節には「まがった道にそれる者ども」「不法を行う者ども」という言葉が書かれています。主はそれらを追い出してくださいます。今日も心の中に罪が忍び込んで、不正に導くことのないように、聖霊の宮に平和があるように祈りましょう。