動画(23分33秒)
聖書 マルコの福音書12章38節〜44節
説教 「やもめの献げもの」
説教者 高橋 博牧師
今月の聖句
ネヘミヤ記8章10節
主を喜ぶことは、あなた方の力だからだ。
今週の聖句
マタイの福音書18章20節
ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。
今週の詩篇の黙想
詩篇40篇1節〜17節
- 詩篇40篇は前半の1~11節では神の恵みへの信頼と感謝が歌われていますが、12節で突然風景が変わって数え切れないほどの災いと咎が信仰者を襲い、信仰者をパニックに陥れ、17~17節では救いを求める切なる祈りにつながっていきます。信仰者の歩み、信仰者の成長を歌った詩篇を味わいましょう。
- 1節「私は切なる思いで主を待ち望んだ。」と始まっています。主を待ち望んだ結果、主は耳を傾け、叫びを聞いてくださり、滅びの穴、泥沼から引き上げてくださり、歩みを確かにしてくださり、賛美を口に授けてくださる所にまで発展して行きます。苦難試練の中でまず主を待ち望み、唇に賛美があふれるまで主を慕い求めましょう。
- 口から賛美が溢れて来ると5節「わが神、主よ。あなたがなさった奇しいわざと、私たちへの御計りは、数も知れず、あなたに並ぶ者はありません。」心と口に満ちる賛美は私たちの目を開いてくれます。主のなしてくださった奇しいわざ、私たちへのご計画を認めることが出来るようになっていきます。私たちの周りに溢れている奇しい主の御わざを認識し認め、感謝、喜びに溢れる者としていただきましょう。
- 6節「あなたは、いけにえや穀物のささげ物をお 喜びにはなりませんでした。」と書かれています。もちろん主は私たちのささげる小さなものでも喜んでお受けくださいます。少年のささげた5つのパン、2匹の魚を主は喜んでお受けくださいました。しかし主によい献げものがなかっても7節「そのとき私は申しました。今、私はここに来ております。」主が喜ばれるのは、私たち自身です。何もよいことが出来なくても、主よ、ここにいます、と主の前に出て交わることを喜んでくださいます。
- 12節「数え切れない災いが私を取り囲んでいるのです」という事態が襲ってきても主を待ち望むものは17節「あなたは私の助け、私を救い出す方です」と告白出来ます。