6月13日聖日礼拝

礼拝説教(22分31秒)

聖書 ルカの福音書5章1節〜11節
説教 「何もかも捨てて」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

列王記第一3章9節

善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。


今週の聖句

詩篇51篇17節

神へのいけにえは、砕かれたたましい。砕かれた悔いた心。神よ。あなたは、それをさげすまれません。


今週の祈りのガイド

詩篇23篇1節〜6節

  1. 詩篇23篇は教会の今年の年間聖句です。聖書の中で最も愛されている聖句の一つです。改めて23篇を味わいましょう。「主は私」という書き出しが1~3節で3回繰り返されています。これは繰り返し、反復のリズムです。反復しながら起承転結と発展しながら結論に向かっています。3回繰り返されて4節で「わざわいを恐れません」「主がともにおられるから」という信仰の告白になっています。

  2. 1~3節の繰り返しも発展があります。1節「乏しさがない」と告白し、2節は「緑の牧場、水のほとり」と物資的な乏しさがないという視点から、3節では「たましいを生き返らせ、義の道に導かれる」と霊的な生活における豊かさに発展して、主の恵みを歌っています。私という言葉も1~3節で5回出てきます。他人の問題ではなく、正真正銘「私」の信仰の告白、私の信仰と告白しています。

  3. 1~3節と登り詰めて4節はピークのようです。「わざわいを恐れません」「主がともにおられるから」という信仰の告白から「死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。」主がともにおられますから」と苦難の中の勝利という信仰の頂点に達しています。

  4. 「あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。」と鞭と杖に展開していきます。神様の鞭と杖は敵から私たちを守る防具であり、また私たちを間違いから矯正する訓練の道具でもあります。主の養い、護りの恵みから私たちを訓練された奉仕者、主のしもべへと成長させてくださいます。主の訓練や矯正は私の慰めと告白しています。

  5. 「私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。」主は肉体の糧だけでなく、霊的な敵に打ち勝つために霊の糧、みことばの糧を備えて下さり、霊の武器で戦えるように聖霊の油を注いでくださいます。慈しみと恵みが追ってくると告白して、主を礼拝する主の家に住む喜びを歌っています。