3月14日聖日礼拝

礼拝説教(15分30秒)

聖書 ルカの福音書18章9節〜14節
説教 「義と認められて家に帰った人」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。(ルカの福音書22章32節)


今週の聖句

信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。(ヘブル人への手紙12章2節)


祈り(9分54秒)

今週の祈りのガイド

詩篇10篇

  1. 詩篇10篇は「【主】よ。なぜ、あなたは遠く離れてお立ちなのですか。苦しみのときに、なぜ、身を隠されるのですか。」という問いかけから始まっています。この問いかけは悪しき者が高ぶり、欲望、貪欲、高慢を極め、神はないと豪語して、隠れたところで咎なきものを殺しています。詩篇記者はこの苦悩の中で主に叫んでいます。悪が栄えているところにおいても「主よなぜですか」と神様に問いかける祈りから始めましょう。

  2. 12~13節を読みましょう。「【主】よ。立ち上がってください。神よ。御手を上げてください。どうか、貧しい者を、忘れないでください。」と祈っています。立ち上がってくださいと祈りつつ、この詩篇記者も信仰に立って主を見上げて祈っています。私たちも問題に囲まれる時、手を主に向け、信仰に立って、立ち上がって祈りましょう。

  3. 14~15節を読みましょう。私たちが主を見上げる時、主が私たちを見つめていてくださることが分かります。神様は私たちの味わっている労苦、苦痛をじっと見つめていてくださることが分かります。私たちは孤独ではありません。不幸な人もみなしごも主を見上げ、主に身をゆだねる時、私たちを助けてくださいます。下を見ないで、自分を見ないで、人を見ないで、主を見上げましょう。

  4. 16~18節を読みましょう。「【主】は世々限りなく王である。」と素晴らしい信仰を高らかに告白しています。貧しい者の願いを聞き、みなしご、虐げられている者をかばい、おびえることのないように守ってくださいます。1節の苦悩の中の告白から、16~18節は勝利の信仰の告白に高められています。詩篇記者と一緒に「主は世々にわたって永遠の王」と力いっぱい心から告白しましょう。

3月7日聖日礼拝

礼拝説教(16分35秒)

聖書 ローマ人への手紙3章23節〜26節
説教 「贖いによる神の義」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

しかし、わたしは、あなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。だからあなたは、立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。(ルカの福音書22章32節)


今週の聖句

人の子が来たのも、仕えられるためではなく、かえって仕えるためであり、また、多くの人のための、贖いの代価として、自分のいのちを与えるためなのです。(マルコの福音書10章45節)


祈り(10分11秒)

今週の祈りのガイド

詩篇9篇

  1. 詩篇9篇と10篇はもともとは一つの詩篇で、ヘブル語のアルファベットが各節の頭に順に並んでいるいろは歌であります。ここでは「わたし」と、神様である「あなた」と敵の三者が出てきています。私たちは敵の前で弱い人間ではありますが、神様は義の審判者として王座についておられる強いお方です。詩篇8篇では大自然の中の偉大なる神様をほめたたえましたが、9篇では歴史の中で王座について悪しき人間の世界を義をもって裁かれる偉大な神様が示されています。義なる主を見あげ、あがめて祈りましょう。

  2. 1~4節を読みましょう。敵という言葉が出てきます。ダビデは生涯で様々な敵と戦っています。少年時代、羊を飼っている時には熊やライオンと戦いました。大男のゴリアテとも愛用の石なげ機の石で倒しました。サウル王のねたみ心との戦いも長く続きました。息子アブシャロムとも戦わなければなりません。動物や人だけでなく、自分の心の中の罪とも戦わなければなりませでした。ダビデの正しい訴えを主は聞いてくださっています。敵と戦う時、問題に囲まれる時、人ではなく主に訴えましょう。主に祈り叫びましょう。

  3. 5~8節を読みましょう。ここでは神様である「あなた」や主が連続で出てきます。神様とその力ある業を見上げています。自分の弱さや問題を見ていません。私たちも自分の罪の傷や弱さ、小ささを見ないで、また地上の人間や敵対者を見ないで、悪しきものを滅ぼす主、敵を根こそぎにされる主、公正をもってもろもろの国民を裁かれる主を見上げ、主のさばきに委ねて行きましょう。

  4. 9~12節を読みましょう。主は、虐げられている者、苦しむ者、貧しいものを砦のように守ってくださいます。主により頼みましょう。主は私たちをお見捨てになりません。貧しい者の叫びをお忘れになりません。主にほめ歌を歌い賛美し、主のみわざを国々の民に告げ知らせましょう。