1月10日聖日礼拝

礼拝説教(15分03秒)

聖書 ヨハネの福音書1章29節
説教 「世の罪を取り除く神の子羊」
説教者 高橋 博牧師


今月の聖句

あなたの民は私の民。あなたの神は私の神です。(ルツ記1章16節)


今週の聖句

あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。(詩篇119篇105節)


祈り(9分28秒)

今週の祈りのガイド

詩篇1篇

  1. 新年にあたり「幸いなことよ」と始まる詩篇を黙想して祈りましょう。まず詩篇1篇1節を味わい祈りましょう。幸いなことよ、と始まりすぐに3つの幸いを否定する言葉が出てきます。3つの主語は悪者、罪人、あざける者。3つの目的語ははかりごと、道、座。3つの動詞は、歩まず、立たず、着かないです。詩篇の記者はこの世の悪の強さと人間の弱さを知っている人です。幸いな一年を送るためにも悪者、罪人、あざける者が隙あらばと狙っていることを知って、そのはかりごと、道、座に座り込むことがないように、神様が守ってくださるように祈りましょう。

  2. 幸いな道を歩むために、1節はやや否定的な言葉での勧めでしたが、2節は積極的になります。「まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。」幸いな日々を歩むための必須条項が書かれています。主の教えを喜び、日々口ずさむことです。神様のことばである聖書に毎日聞くこと、親しむこと、喜ぶことが勧められ、さらに口ずさむことです。私たちの手元に聖書があります。コロナ下の時代、大きなイベントができずステイホームが勧告されています。ステイホームでできることは主の教えを喜ぶ、聖書を読むだけでなく、喜び、口ずさむことです。聖書を読むことが楽しくなり、幸いな日々を送ることができるように祈りましょう。

  3. 3節はその結果が約束されています。幸いな人をその人と呼んでいます。主の教えを喜ぶ人は、水路のそばに植えられ、いのちの水の恩恵に浴する木に譬えられています。木が大きく成長するだけでなく、実を結びます。ガラテヤ5章には9つの御霊の実が書かれています。愛、喜び、平安、寛容、親切、誠実、柔和、自制の9つです。さらに葉が茂り、旅人に木陰を提供し、オアシスのように他者に貢献する人生を送り栄えある日々が約束されています。みことばを喜び、口ずさみ、成長して実を結び他者に恵みをもたらす日々が送れるように祈りましょう。