●エクアドルそしてペルーの旅（１）◎旅の準備

　去る８月３日（月）から１３日（木）の１１日間、南米のエクアドル、そしてペルーへと旅行に出かけました。
　県内の特別支援学校に勤める長女が現職教員派遣の制度を利用して２年間、青年海外協力隊員としてエクアドルに派遣されています。任期は来年の３月末までの予定ですが、この夏、派遣されているところを見学し、ホームステイ先や現地でお世話になっている方々にご挨拶をと旅を思い立ちました。
　飛行機の乗り継ぎや現地でのことなどを知らされれば知らされるほど、旅への思いはしぼむ一方でしたが、勇気を振り絞って準備をしました。
　準備の一つとしてまず予防接種。一つは「A型肝炎」。これはお隣のクリニックにお願いしました。二つ目は「黄熱病」。これは国内では接種してくれる施設が決められています。私たちは大阪海遊館の近くの大阪検疫所に行きました。黄熱病ワクチンは生ワクチンということで、接種後１週間後ぐらいに体調不良を覚ることになりました。ちょっとしんどかったです。準備のもう一つは高山病対策。旅で向かう先は高度２千メートルから３千メートルに位置しています。高山病の特効薬というわけではないのですが、薬を処方していただきました。これも浜大津のとある診療所に出かけました。
　二つのスーツケースには着替えなど旅の持ち物と共に、娘へのお土産のインスタント味噌汁、ふりかけなどなどが半分を閉めました。最終点検をしてこれでよし。妻と二人での初めての海外旅行。期待と不安を胸にいざ出発です。日曜日の奉仕を終えた夕刻、大阪空港に向かって出発をしました。