「力づくでやろうというひとは、ひとを突き放します。しかし、自分の言葉の聴き手に自分で決断させようとするひとは、むしろ惹きつけるのです。」
(ヨーアンネース・クリュソストモス)
アウグスティーヌスと同じ年にシリアのアンテオケで生まれた古代教父クリュソストモス(354年~407年)。クリュソストモスとは「黄金の口」という意味で死後与えられた別名です。黄金の口、つまりそのくちびるが金色に輝くように雄弁な説教者であったということです。録音機のない時代のことなのでどれだけ雄弁な説教であったかはわかりませんが、大量に伝えられているこの方の説教はとても読まれてきました。きっとギャグが受けたとか、飽きさせない語り口だったということではなく、内容がしっかりしていたということでしょう。見習わなければなりません。
さてこの言葉。なんでもそうですが、力づく、無理矢理、ゴリ押しはよくありません。人生相談もそうですね。ちょっと相談したら倍ぐらい話しをされて「こうしなさい!!」などといわれたら・・・。そうではなくふんふんと話を聞いてくれて、適切なアドバイスをしつつも、結局は自分の決断を大切にしてくれる人。そんな人になりたいですね。
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