私は、語りかける声の主を見ようと振り向いた。(黙示録1・12)

  • 主は愛する者に眠りを与えてくださる

    静まりの時

    • テーマ:感謝せよ
    • 聖書箇所:詩篇127・1~5
    • 日付:2025年12月30日(火)

    2 あなたがたが早く起き遅く休み
     労苦の糧を食べたとしてもそれはむなしい。
     実に主は愛する者に眠りを与えてくださる。

    別訳では以下の通り。

    2 朝早く起き、夜おそく休み
     焦慮してパンを食べる人よ
     それは、むなしいことではないか
     主は愛する者に眠りをお与えになるのだから。(新共同訳)

    2 空しいことだ
     朝早く起き、夜遅く休み
     苦労してパンを食べる人々よ。
     主は愛する者には眠りをお与えになるのだから。(共同訳2018)

    努力をして生活をすることは、けっして空しいことではないはずです。しかしその生活がすべて自分の努力によって成り立っている、とするならば、空しいことなのだ、と聖書は語るのだと思います。神さまがともにいて支えていてくださり導いていてくださることを忘れない。それが私たちのすべての働きを充実したものとするのです。

    神さまの支えと導きのなかにこそ、いまがある、ことを知る。その信仰姿勢は、私たちに神さまへの感謝を生みます。また私たちの生き方に謙遜を与えます。感謝を謙遜が、人生を豊かなものにするのです。

    神さまはご自身の愛する者に眠りを与えてくださいます。神さまが天地を創造されたとき、夕があり朝があったと一日を表現します。主が十字架にかかられた記述を見ると、一日の始まりが日没であることが分かります。神さまは、一日の始まりを、夜から始められました。その始まりに、まず眠りを置かれたのです。「さあ、一日をはじめよう。まず最初は眠りだ、さあ眠ろう」と。

    最初に眠ること。眠ることによって神さまにすべてをお委ねすること。神さまはそのように人間の生活を創造されたのです。神さまに委ねることが最初にすべきことなのです。そうしてそれに続くことが充実したものとなる。感謝と謙遜に満ちたものとなるのです。