短気者は皆似たようなものだが、渡部も本来は小心である。怖がりだから、すぐ怒るのだ。琴江の仇を打ちたいという思いを燃やしつつも、付け入る隙のない啓一郎の抗弁に、心が頭から水をかぶるような思いを味わった。
宮部みゆき、『孤宿の人』、新人物往来社、2005年6月21日発行、243ページ
短気な人、怒りっぽい人は、小心であり怖がりなので、そのようになるといいます。
逆に考えると、穏やかで気の長い人は、気持が大きく怖がりではない、どのようなことも恐れずに受け止める心を持っているということでしょうか。気持を大きく、どんなこともこわがらずに受け止めるためには、穏やかできを長く持つということでしょうか。
怒ったり短気な人は一見強そうに見えますが、実はそうではなくむしろ弱く小心なのですね。いつも朗らかで少々のことには右往左往しない人は、心の大きな本当の強さを持っている人ということになります。
信仰に生きる人は、神さまがともにいてくださるので、心穏やかに生きることができます。
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