悲しみと苦悩の中で見上げる十字架の主

悲しみと苦悩の中で見上げる十字架の主の腕は釘づけられてはいない。こちらに向かって差し伸べられ、「すべての人を自分のもとへ引き寄せ」てくださるのである。

加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、150頁

2020年5月19日(火)

教会堂の多くには十字架が掲げられています。プロテスタント教会の礼拝堂にかかげられている十字架にはキリスト像ははりついていないことが多いのですが、ローマ・カトリック教会の礼拝堂にかかげられている十字架にはキリスト像がはりつていることが多いようです。釘づけられたキリスト像は苦しみの中にある人となられた神の御姿が表現されています。両手をひろげたキリスト像は、すべての人びとを招いています。

「『わたしは地上から上げられるとき、すべての人を自分のもとへ引き寄せよう。』イエスは、御自分がどのような死を遂げるかを示そうとして、こう言われたのである。」(ヨハネ12・33,34)