貧しさそのものが溢れ出て、与える豊かな富となった。貧困そのものが変わる。その秘密を明らかにするように、更に、パウロはこう述べている。「あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである(九節)。秘密は、教会を生かすこの主の恵みにある!
加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、49頁
2020年2月12日(水)
「貧しさがそのものが溢れて出て、与える豊かな富となった」のです。口語訳、従来の新改訳、また新しい共同訳では「極度の貧しさにもかかわらず」と訳されていますが、原文ではこの新共同訳や新改訳2017のようになるとのことです。
貧しいということは否定的なことではなく、貧しいからこそ主の豊かさがあふれ出るのです。豊かであると、主の豊かさがぼやけてしまうのです。
「彼らは苦しみによる激しい試練を受けていたのに、その満ち満ちた喜びと極度の貧しさがあふれ出て、人に惜しまず施す豊かさとなったということです。」(2コリント8・1,2)