さあ 主に向かって 喜び歌おう

静まりの時 2022年11月12日(土)
詩篇95・1~11

1 さあ 主に向かって 喜び歌おう。
 私たちの救いの岩に向かって 喜び叫ぼう。
2 感謝をもって 御前に進み
 賛美をもって 主に喜び叫ぼう。
3 まことに主は大いなる神。
 すべての神々にまさって 大いなる王である。
4 地の深みは御手のうちにあり
 山々の頂も主のものである。
5 海は主のもの。主がそれを造られた。
 陸地も御手が形造った。
(詩篇95・1~5)

 すべてのものを創造された神さまに向かって、喜びをもって賛美を献げます。

 すべてのものは、それ自体だけでは存在することが出来ません。すべてのものは、それを形づくる材料がなければ存在することが出来ません。人間も親がいなければ存在することが出来ません。私たち人間が何かを作るといった場合に材料なくして「作る」ということは不可能です。あらゆる「もの」は、有から作られたもの、生まれたものです。ということは自らが作り出すことのなかったものが、必ず存在しています。
 しかし神さまは「すべてのもの」を創造されたと聖書は語ります。神さまが創造されなかったものは何一つないというのです。ですから神さまは、「無」から「有」を造られたお方です。無から有を創造される方、その方こそまことの神です。

 私たち人間も、すべて神さまに創造されました。人間は、その神さまに造られた存在、被造物です。この造られたものが、造って下さった神に、喜びと賛美をささげること。それは、自らがこの神によって造られたものであることの喜びです。そしてそれはまた自分自身を喜ぶことでもあります。自分の人生を喜ぶこと、肯定することでもあります。
 創造主への賛美を献げることは、自分自身への喜び、その人生への喜びを生み出します。無から有を創造する神さまを喜ぶことは、自分自身が、そしてすべてのことが、神さまの御手の中に、今もあること、を信じて平安をいただくことです。