信じて生きる者の恵み

結婚禁止、食物の限定、そのような否定的な生き方に対する明確な否定が語られる。そのような考えは「悪霊どもの教え」(1節)でしかない! なぜかと言えば神が造られたものは、すべてよいからである。ただそのことを受け入れる者は、すべてを感謝して受け入れる。ただ食事だけではない。結婚生活、従って夫、妻、互いに互いを感謝して受け入れるとき、悪い夫も悪い妻もいない! 神の言葉と祈りによって聖なるものとされる。結婚を禁じるのは、そこで必ず行われる性的交わりを汚れたものとするからであろう。だが、それもまた聖なるものとなる。だからこそ、結婚式も神に対する礼拝として教会堂で、牧師の司式で行われる。神が作られたものすべてを、これほど積極的に受け入れることができる。これも信じて生きる者の恵みである。

加藤常昭、『み言葉の放つ光に生かされ』、340頁

2020年11月17日(火)

キリスト教信仰は、人生を否定しないのです。人生を感謝するのです。ここにこそ人間の作り出したものとは全く違う宗教の姿があると思います。

「結婚を禁じたり、ある種の食物を断つことを命じたりします。しかし、この食物は、信仰を持ち、真理を認識した人たちが感謝して食べるようにと、神がお造りになったものです。というのは、神がお造りになったものはすべて良いものであり、感謝して受けるならば、何一つ捨てるものはないからです。神の言葉と祈りとによって聖なるものとされるのです。」(第一テモテ4・3-5)