愛情は柔らかい室内ばき

愛情(アフェクション)は・・・最もつつましい愛です。人は恋愛や友情を誇ることはあるかもしれませんが、愛情は謙遜な愛です。
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愛情は、私たちの生活のうちをほとんど足音をひそめて歩き、そのなかに人知れずしみこんでいる愛です。愛情は柔らかい室内ばき、着古した服、昔からよく言いかわされる冗談、眠りかけている犬の尻尾がときおりパタパタと台所の床を打つ音、ミシンのかすかな唸り、芝生の上に置きざりにされた人形などのような、つつましい、普段着の、私的なものとともに生きているのです。

『影の国に別れを告げて―C.S.ルイスの一日一章』、中村妙子 訳、232-233頁

2019年6月13日(木)

愛情に「アフェクション」とふりが付いています。「アフェクション=affection」を辞書で引くと「人・物に対する穏やかな、持続的な愛情、好意」と書かれていました。穏やかで持続的な愛、そのような愛情が、私たちの人生をかたちづくっています。
強烈な愛、激情にかられるような愛が、人生を生かしているかに思える時もあるかもしれません。しかしそのような愛は一時的な愛です。人生をかたちづくるどころか、破壊してしまうような危うさを持っています。
愛情を忘れてはならないとのだと思います。神さまの愛の一面でしょう。

「あなたの水の源は祝福されよ。若いときからの妻に喜びを抱け。彼女は愛情深い雌鹿、優雅なかもしか。いつまでもその乳房によって満ち足り/常にその愛に酔うがよい。」(箴言5・18-19)