感謝の心で死ぬ
2016年5月15日(日)死はどのようにやって来るのだろうと私たちはよく考えます。・・・このような質問には答えがありません。・・・私たちは、自分の人生の終りがどのようなものであるのか知りません。このことについて何も知らない、これは何という祝福でしょう!
けれども考えてみなければならない問いが一つあります。私たちの死が来る時、あとに残される人々が悲しみにうちひしがれたり、また恥ずかしさやうしろめたさを感じたりすることがないような死に方ができるでしょうか。
私たちの死を人々がどのように感じるかは、大方私たちがどのように死に備えるかにかかっています。感謝の心で、神と家族、友人たちに感謝しつつ死ぬことが出来るなら、私たちの死は他の人々にとっていのちの始まりとなるでしょう。
ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
179頁。
どのような死に方をするのかを選択することはほぼ不可能ですが、死をどのように迎えていくかは、いろいろと準備をすることが出来るでしょう。
いつ死がやって来ても、自分が平安に死を迎えていけるか、ということを考えていましたが、それよりも、残された人々がどのように感じるかが大切であるということでしょう。
他の人々にとっていのちの始まりとなるような死。それは残された人びとへ感謝しつつ死ぬことによって生まれます。
コメントを残す