いのちを失い、そして得る
2016年4月30日(土)いのちの大きな逆説(パラドックス)は、いのちを失う人々がそれを得るということです。
・・・
もし友人にしがみつくなら、私たちは友人を失ってしまいます。
・・・
人々のためにいのちを与えるということは、すべての人間の行いの中で最も偉大なことです。こうして、私たちは自分のいのちを得るでしょう。ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
162頁。
自分のいのちを失うということは、この場合「自分を中心にしない」「自分の願望を中心にしない」ということではないかと思います。
自分を中心にしようとしたり、自分の願望を最優先しようとしたりすると、結果、自分自身を失ってしまうのです。
友人にしがみつこうとしない、独占しようとしない、名声を求めない、人に知られたいと思わない、中心にいたいと望まない、いる必要があれば自分はどこにいてもよいと思っている、こと。
そんな自由さが、かえって自分自身のいのちを得ることになるのです。
コメントを残す