家庭を共に築く

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家庭を共に築く
2016年3月5日(土)

一人ぼっちの寂しさから、私たちは人にしがみつき、そうすることで計り知れない苦しみを味わいます。なぜなら、しがみつくことでは一人ぼっちの寂しさはなくならないからです。また必死でしがみつけばつくほど、ますます絶望的になっていきます。
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人間関係は、もともと両手を重ね合うようなものです。指先が触れ合っていても、お互いは離れることが出来ます。それぞれの間に空間を作り出すことが出来ます。小さなテントや家庭、安全な居場所を。
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両方の手は、一つに重ねてくださった方に祈りをささげ続けるのです。

ヘンリ J.M.ナウエン、『今日のパン、明日の糧―Bread for the Journey』
監修者・嶋本操、訳者・河田正雄、
聖公会出版、2001年11月22日第1刷発行、2015年1月17日改訂版第4刷発行、
103頁。

しがみつくこと。これが人間を、そして人間関係を醜いもの、苦しいもの、絶望的なものにしてしまうのです。
永遠の愛をお持ちの神さまにお出会いしない限り、人間は神さま以外のものにしがみつこうとします。これが聖書の語る「偶像礼拝」ではないかと思います。
異教の神や人の創った像を拝むことも偶像礼拝ではありますが、それよりも深刻な問題がこの偶像礼拝でしょう。

しがみつく生き方は、結局は「自己中心」なのです。しがみつかない、それでいて健やかに触れ合う人間関係を築くために、永遠の愛をお持ちの神さまにお出会いしなければなりません。

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