「 キリハラさんも祖母も、ひとりぼっちだった。だから、今夜一緒にいたのだ。祖母は最後のさよならを、自分と同じようにひとりぼっちの人に告げていこうとしていたのだ。
そうなる前に、キリハラさんがとめてくれた。」
(「さよなら、キリハラさん」、307ページ)宮部みゆき、『地下街の雨』、集英社、1998年10月25日発行 より
にぎやかな中にもひとりぼっちは生まれます。ひとりぼっちはひとりぼっちを呼ぶようです。そうするともうひとりぼっちではありません。ひとりぼっちでないということが分かると生きていく力がわいてきます。
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