めぐみのパンくず

“眠った人々のことについては、兄弟たち、あなたがたに知らないでいてもらいたくありません。”

        Ⅰテサロニケ 4:13

◎テサロニケ教会は主の再臨を心から待ち望む人たちでした。イエスさまにお会いできる喜びをどんなに楽しみにしていたことでしょう。それゆえその信仰生活はイエスさまにお会いする準備(心の)で満ちていましたが、一つ心配になることがあったのです。

◎自分たちが生きている間にイエスさまが来られると信じていた教会員の心配は、「先に召されたキリスト者はイエスさまとお会いできるのか」と言うことです。そこで使徒パウロは語りました。

◎イエスさまの再臨にまずお会いするのは「先に召された人々だ、彼らは目覚めさせられてイエスさまとお会いするのだ」と言うのです。キリスト者となってこの地上を去る者は死ぬということよりも「眠っている」と表現されます。長くても、短くても寝覚めは寝覚めです。それが第一。

◎その後、地上に残っているキリスト者が雲の中に引き上げられるというのです。「号令」があり「み使いの頭の叫び声があり」「ファンファーレ」がなるのです。信仰のない人々にはこれらは聞こえないことでしょう。

◎空中で主とお会いし、いつまでも共に主とある世界への出発の時です。パウロの時代、このことは起こりませんでした。救われる人の人数が満ち溢れていなかったからでしょう。2000年以上たちました。再臨は近いと思います。テサロニケの兄弟のように主を待ち望む者でありますように。

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