めぐみのパンくず

こういうわけで、私たちとしてもまた、絶えず神に感謝しています。あなたがたは、私たちから神の使信のことばを受けたとき、それを人間の言葉としてではなく、事実どおりに神のことばは、信じているあなたがたのうちに働いているのです。”        テサロニケⅠ2:13

◎使徒パウロがテサロニケの信者に感謝したみ言葉です。「絶えず」とありますから思うたびごとにということでしょう。まず、福音を人の言葉ではなく神の言葉として素直に受け入れたことでした。みことばを読むとき、説教が語られる時、確かに神さまの言葉だと受け入れられる人は感謝な存在です。確かに受け入れた人に、み言葉は働きます。人は言葉によって考え動きます。神のみことばの動力に支配されるのです。

◎この後の展開を見ていきますと、神のみことばを受け入れたテサロニケの信者は、パウロたちがユダヤ人から受けた迫害のように、テサロニケ人からも受けることになりました。信仰を持つことは、人生バラ色ではなく、迫害もあったのです。

◎使徒パウロはテサロニケの信者が迫害を受けたから喜んだのではないと思います。その迫害の時にもキリスト者としての態度、習慣を変えなかったからなのです。信仰はいろいろなことで試されます。精錬される金のように。その中で人からの攻撃はよりつらいものだと思います。しかし動かされることがなかったのです。

◎最後に、イエス様も預言者たちもユダヤ人から迫害を受け命をも落とされたことを忘れてはいけないと思います。

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