日別アーカイブ: 2016年7月24日

めぐみのパンくず

あなたがたのうち、だれか主を恐れ、そのしもべの声に聞き従うのか。暗やみの中を歩き、光を持たない者は、主の御名に信頼し、自分の神に拠り頼め”  イザヤ書 50:10

◎イザヤ書には僕の詩が数か所記されています。神さまの僕。イエスさまのご生涯を思い見ることができると同時に、神さまに従う聖徒たちの姿をも示しているのです。

◎まず、イエスさまの僕としての姿を見ますと、朝毎に父なる神さまのお声を聞きvs4それも弟子のように聞いておられる姿を見ます。神のことばは疲れた者を励ますことのためでした。励ますだけで終わるのではありません。僕イエスさまは十字架の苦難をも忍耐なさることのできるお方として父なる神の御意志に聞き入り従いなさったのです。苦難の僕の姿が彷彿とします。Vs5,6

◎次に従う僕への神さまの助けを見ましょう。Vs7と9に「助ける」「助ける」と二度書かれています。「顔を火打ち石のようにし」とありますが、辱めにも耐える力を下さいます。それは背後に、神さまの義しい審判があることを信じるゆえなのです。信仰を与えられた聖徒たちに罪の裁きをなす者はありません。

◎最後に「僕は」同時に「弟子」であることを忘れてはいけません。良い弟子は、良い師匠から生まれます。良き師に恵まれた人ほど幸いな働きをすることができる人はいません。イエスさまは、神の僕となり、聖徒たちの「師」となって下さいました。 このお方を信頼するのは当然のこと、恐れおののいて自分の救いを達成するのです。ピリピ2:12